歌い手という生き物について

今日こそは今日こそはとTwitterでうそぶいていた記事をようやく書き終えました。 先月に続いて2ヶ月連続のうpです。 うぽつの程よろしくお願い申し上げます。 この頃、「歌い手の動画投稿祭にエントリーした」というのを身の周りで数人見かけました。 そのせ…

温泉に行った話

1年近く振りの記事になってしまいました。 書きさしの記事はいくつもあるんですが、なかなか結びまで筆が乗らず…。 今年はもう2つくらい出せたらいいなって具合です。 さて、この頃は私生活やSNSなど人間関係に疲弊する出来事が多いなと感じる日々を送ってい…

美術館に行った話

かなり前の話ですが、友達に誘われて美術館に付き添ってきました。 美術館なんてものに学校の行事以外で行ったことはなかったし、全く興味が無かったので、美術品を見て心を動かすだけの感情が自分に備わっているのか不安でしたが、友達が「物は試しだ」なん…

死という最高藝術

人生は1つの作品であると僕は思います。 この世には数多の芸術作品があって、絵画や音楽、文芸など、細かく挙げればキリがありません。 時代に名を馳せる芸術家というのは、得てして先達たちの残した功績を踏襲した上で高い独自性を発揮しており、その独自性…

「気になる異性の誕生日に贈り物をしたいが何物が誂え向きか図り兼ねる、どうすれば良いか」という相談を受け、そんなことは私にもわからないので「心でも渡せば良いのではないか」と答えたその翌、彼は心を失い、かの人を想う気持ちすらも失ってしまってい…

たまねぎ

春めく麗らかな昼下がりのこと。 僕は夕飯の材料を揃えにスーパーへと足を運んだ。 カレーでも作ろうと思い、にんじん1本とじゃがいも2つをかごへ入れ、たまねぎを探す。 「おかしいな、いつもはこのあたりに置いていたはずなんだけど…。」 暫く探していると…

ポケモンの話

気が向いたので連続投稿を。 前回の記事は実はしばらく前におおよそ書き終えていたものを仕上げて投稿したという感じでした。 昨日見た夢のように話していましたが、あれはもう全然昨日とかのレベルじゃないです。 少なくとも1ヶ月は温めていたので完全に腐…

夢とテーゼの話

開設してもうすぐ3年半、そのわりに記事は20程度しかありませんが、累計アクセス数が1000を超えて1079になりました。 これは1000回自分で見てたとしても79回は誰かが見てくれているってことで、大変ありがたいです。 あくまで自己満足のために書いていますが…

1hライティング

1時間でどれだけ散文を書き散らかせるかのチャレンジです。 今日という日の残りを全て使い切ってこれを書き、投稿したら眠ろうと思います。 最近繋がった人はこのブログの存在をそもそも知らないのでしょうが、僕は本当に文章を作り上げるということが苦手ら…

少年期の夏

今週のお題「わたしの自由研究」 ということで、はてなブログは週に一度ブログのお題を提示してくれるわけなんですが、たまたま目に付いたので、軽はずみにも乗っかってみます。 これを書き終える頃に今週が今週のままである気が毛頭しませんが。 自由研究、…

今でこそ関係の無い仕事をしているが、僕は中高理科の教員免許を所有している。 しかし、幼い頃の僕は、教師という存在について良く思っては居なかった。 そんな僕にも、唯一にも近く心から尊敬した、尊敬したという表現が適切かはわからないが、憧れのよう…

表現方法と解像度

自己表現の方法っていうのは様々あって、例えば言葉にするとか、絵にするとか、音楽にするとか、踊りにするとか、顔色を変えることだってその一つです。 或る人が「言葉の解像度」という表現をしているのを耳にしたことがあります。 解像度っていうのは一般…

脳という消化器官

脳は感覚の消化器官だと思う。 消化器官とは一般に口から取り込んだ食物が体外に排出されるまでに通る内臓系のことを指す。 このとき食物は細かく分解され、必要な部分のみが体内に吸収され、不要となった残渣が体外へと排出される。 つまり、必要な部分を取…

散文

-卒業- 僕は諸事情あって大学4年を二度経験しました。とても長く、人生が大きく揺れ動いた2年間でしたが、本日3月17日を以て、無事とは言い難くも大学を卒業することとなりました。 ウイルス感染症の波及で卒業式やその他式典の一切が中止になってしまった…

後日談:レゾンデートルの犬

【レゾンデートル(raison d'etre)】自身が信じる生きる理由、存在価値を意味するフランス語の「raison d'etre」をカタカナ表記した語。他者の価値と比較して認められる存在価値ではなく、あくまで自己完結した価値を意味する。──実用日本語表現辞典先日、「…

レゾンデートルの犬

壇上、或る人は問いかける。 『君の生きる価値は何だ?』 僕は呟く。 「そんなの、こっちが聞きたいよ。」 生きる価値とは自分で見つけ出すものだ、その人は偉ぶった調子でそう続けた。 その後の話はよく覚えていない。 明くる日、僕は友人と昼食を摂ってい…

君の生きる姿が見たい

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思い出というもの

自分の気持ちに鬼気を感じるほどに言葉を吐き出し飢えているので少し文章を書いて発散しようと思います。 気持ちの流れるままに書き記すので、文章が普段と比しても殊に拙いものになるかもしれませんが悪しからず。 僕の記事には大体2種類あって、自分の考え…

夏の幻影

茹だり腐り落ちた鳥の亡き骸が、スイカズラの茂みに埋もれている。 その姿は夏日に枯る青い果実のようにも見えた。 好天とも荒天とも言うべき調子で太陽は嗤っている。 呪いにも似た感情を覚えながら空を仰ぎ見ると、陽光の鋭さから逃げるように夢から覚めた…

春の

桜が咲いている。 突然目に入ったその光景に、昨日までは無かったものが急に現れたような錯覚を覚えた。 花は好きではなかった。 咲く花に気持ちの全てを左右されるような、季節を強要されるような、そんな気がしてしまうからだ。 今日は其処彼処で入学式が…

夜は心を溶かして

「また一日が始まる…。」 少し開けた窓の外、漂泊する小鳥をぼんやりと見つめながら、彼女は呟いた。 小鳥は、その声を僅かに捉えていた。 意を解すことはない。 音は獲物や身に迫る脅威を察知するための媒体に過ぎず、頭に植えられた磁針を頼りに帰巣するそ…

穴が空いている。 大きいとも小さいとも言えず、それでいて大きさが気にならないという程でもない。 確かな存在感を放つも虚ろな様相をしており、まるで掴みどころが無い。 限られた空間に穴が空いていては手狭だ、どうにかして埋めてしまおう。 そうして掬…

夏が嫌いな話

夏です。 今年は頭がおかしいくらい暑いという話を毎年している気がするけど今年は本当に暑い。 各地で熱中症に倒れる人が続出しているようで、本当に気をつけていないと生きているだけで死と隣り合わせのような状態です。 気をつけてください。 ところで僕…

幸せの話

今日は七夕ですね。 天の川に隔たれた織姫と彦星が年に一度の逢い引きを果たす日、なんてロマンチックなお話もあります。 皆さんは短冊にどんな願いを込めたでしょうか。 今年はデジタルで書いた短冊に尽きる七夕になってしまいました。 なので、少しだけ僕…

東京に行った話

最初のうちは毎日更新しようと思っていたけど、遠出して生活がバタついてしまったので忘れていた。 今回はただの感想文です。 先週末、東京に遊びに行ってきました。 金曜日の夜に向こうに着いたんですけど、実は当日まで何の予定も決まっていなかったんです…

今日のぽえたり

月が、僅かに欠けている。 満月に馳せた想いは、かぐやに届いただろうか。 風が吹き荒んでいる。 花のようなあの人を、風が散らしては居ないだろうか。 散ったその姿さえも、愛していいだろうか。

思考形態

言葉を書き連ねるのが好きだ、何かを表現したい、ブログを書こう!となったのは良い。 でも、これまでの人生でTwitterの140字よりも長い文章を書いたことがあまりないから、文章を書くスキルが圧倒的に欠落していると気付いた。 僕は思考が拡散的になる傾向…

挨拶

はじめまして、こんにちは。ひわたりです。 突然に思い立ってブログを開設しました。 Twitterでも書きたいことを書きたいように書いていたのですが、正直、140字の檻の中では文字を書く活動に満足がいっていませんでした。 そこへ知人のブログ記事が流れてき…