散文

-卒業-

僕は諸事情あって大学4年を二度経験しました。とても長く、人生が大きく揺れ動いた2年間でしたが、本日3月17日を以て、無事とは言い難くも大学を卒業することとなりました。

ウイルス感染症の波及で卒業式やその他式典の一切が中止になってしまったのであまり実感が無いというか、本当に卒業したと言っていいのかすら怪しいですが、本来であれば、です。

2月20日、今年の誕生日は卒論の発表会と重なり生きた心地がしませんでした。

発表会を終えればあとは卒業を待つのみ、のはずだったのですが、教授からのお達しで研究を続ける羽目になり、そこから今日に至るまでが本当に長かったです。

朝から実験を始めて次の日の夕方まで不眠不休で、なんて事を2回もやってたり、それでも満足な結果が得られず教授に微妙な顔をされたりと、お世辞にも無傷とは言えませんでしたが、そんな生活も今日までで終わり、終わりです。

「終わってみれば良い思い出だった」なんてことが良く言われますが、そんなことも思えそうにありません。

ただ、この世のあらゆるものに言えることですが、良い経験だったのかもな、くらいには思っておこうと思います。

 

-電話-
新年度が近づいてくると就職先から電話が掛かってきたりするんですが、そういう畏まった電話が怖くて、その場で出られたことが無いんですよね。
いつもこちらから折り返す形でやり過ごしていて、社会人としてどうなんだって感じなので慣れていかなきゃね。

 

ー就活ー

僕が1年腐らせている関係で、大学院に進学した同期が今まさに就活をやっているんですが、大変そうだなあって感じです。

自分もそんなことをやってた時期があったというのが信じられないくらいです。

特に就活の思い出を語るつもりもありませんが、就活と言えば思い出すものの1つにHello,workerという曲があります。

この曲を初めて聴いたのは中学生頃だったと記憶していますが、当時の僕は歌詞の意味をよく理解していませんでした。

B4の紙切れに収まる僕の人生だとか、数行のお祈りに揺れ動くだとか、世の中にはある特定の経験をした人間にしか理解のできない表現ってのがあるもんですね。面白い。

これを書いている今、友達とカラオケに来ているんですが、激励の意味も込めて歌ってやろうかな。

素敵な曲なので興味があれば是非。

 

-環境の変化-

就職するってことは社会人になるってことで、社会人になるってことは学生でなくなるってことで、学生でなくなるってことは特別仲のいい友達以外には会わなくなるだろうし、アルバイトも辞めることになる。

新しい環境に身を置くってことはつまりそれまでの環境との決別を意味していて、何だか切ないです。

特にアルバイトなんかは興味のある仕事に手当り次第手を出していって飽きたら辞めるなんてことも許されていて、学生の特権だと思います。

常々言っていることなのですが、まだ学生の人たちには色々と経験しておくことをお勧めします。

 

-自動車学校-

経済的な事情と僕の腰の重さからずっと通えていなかった自動車学校に今更通っているんですけど、明後日、効果測定っていうWeb試験?みたいなものがあって、微塵も勉強してないです。はっきり言ってやばいです。

新年度を迎える前に免許を取るには後が無いので、悠長にこんな記事書いてるのそこそこ頭弱いと思います。

明日の自分の首を絞めないためにも少しくらいは勉強しておこうかな。